山梨クィーンビーズ

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VSデンソー 第2戦

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山梨クィンビーズ39– ○ 85 デンソー

ボックススコアと動画はこちらをご覧ください。

すでにプレーオフ進出の望みがないクィーンビーズは、今日のデンソーとの試合が今シーズン最終戦、伊與田コーチは「今、バスケができていることがとても幸せなんだから、ワクワクした気持ちでプレーしよう」と選手を送り出した。

昨日の対戦で相手の高さを痛感した伊與田コーチは「高い相手にペイント内で仕事をさせたのでは太刀打ちできない」とディフェンスで前からあたりゴールから遠いところでの勝負を挑もうと、今日は先発で内堀と星田の2ガードを起用。ディフェンスの運動量と相手へのプレッシャーを試みるが、前日の対策を講じてきたデンソーの前に思うように機能しない。オフェンスでは昨日の得点源ともなった大き相手に対するジャンプバックのシュートを押さえ込まれ、また放つシュートがことごとくリングに嫌われ、観客席からも厳しい声が飛ぶ3-25とデンソー、大きくリードで1Q終了。

このまま「崩れてしまうか」と不安がよぎったが、良い意味で開き直ったクィンビーズは、ここから気持ちが前に向きオフェンス・ディフェンス共に運動量が増し、リバウンド等でもボールによく絡んだ結果、2Qだけで見ると13-13のイーブンだがトータル16-38の22点差で前半を折り返す。3Q開始前に伊與田コーチはコートのフリースローライン辺りに全選手を集め、あきらめずに攻め続けることをもう一度徹底。1Qには機能しなかった前から当たるディフェンスも徐々に効き始め3Qは9点差。トータル34-65で最終4Qへ。しかし点差が開き39-85。クィーンビーズは今季最小得点敗退で今シーズンの全日程を終えた。

2日間、「高さ」というデンソーのアドバンテージに苦しめられ、大きく点差を開けられての敗退となったが、クィーンビーズの選手は下を向いてばかりはいない。

試合後話を聞いたキャプテン岡は「一方的な展開になったが、それで吹っ切れたと言うか、皆んなが攻め出して本来、自分たちがやるべきことに、もう一度トライできた。来シーズンに繋げるゲームにはなったかと思う」と感触を語った。
続いて今季の副キャプテン水野菜穂に「クィーンビーズらしさとは?」と尋ねると「粘り強く、あきらめないこと」と答えが返ってきた。
ディフェンスを強化してロースコアの展開で試合を運ぶことを目標に今シーズンをスタートしたクィーンビーズだが、リーグ戦が始まり延長で惜しくも勝ち星を逃した羽田戦あたりから点を取り合う、ノーガードの打ち合いのような試合の連続。こうなると得点能力の高い、他チームに打ち勝つことは出来ず大量失点を許す試合が続いたが、ヘッドコーチが代わりディフェンス重視に舵を切り直し、コーチ・選手が細部に拘り練習を積み重ねた結果、今後のクィーンビーズの土台となるシーズンになったのではないだろうか。Wリーグに復帰して3年、勝利数は2つだが、強豪を追い詰めた試合、随所にクィーンビーズらしさが表現できた試合は確実に増えている。
「真面目な子たちなのでもっと鍛えれば、もっと良いバスケができると思う」と伊與田コーチ。

ディフェンスを頑張り、リバウンド・ルーズボールで直向きにボールを追いかけ、高さに対抗するクィーンビーズ。プレイオフ進出を夢から現実に!

今シーズンもたくさんの声援ありがとうございました。引き続き来季も山梨クィーンビーズをよろしくお願いいたします。

 

スタッフ・選手の談話

代表理事 芦澤薫

毎試合、応援に来ていただいた大勢のファンの皆様、スポンサー、選手の雇用先の皆様に感謝いたします。
シーズン途中でヘッドコーチの交代、食中毒など色々ありましたが選手は本当によく頑張ってくれました。来年はさらに進化したチームをお見せできるように頑張ります。
応援ありがとうございました。

伊與田好彦コーチ

昨日成功したステップバックのシュートに相手が完全に対応してきた。結果無理やり打ったシュートが入らず苦しい展開になってしまった。
2Q,4Q は良い展開に持ち込めた
高田、赤穂姉妹のところは高さもあり、どうにも止まらないのでパスが入るところを止めようとしたが、うまくいかなかった。3ヶ月の短時間だが、クィーンビーズの良さは真面目にバスケに取り組むこと。今日も切れかけたところを「もう一回やろう」気持ちを切り替えてプレーできた。

キャプテン岡萌乃

リバウンド、ルーズボールはクィンビーズの頑張りどころ
そこを今日は頑張っていた。
1Qはシュートが入らなかっただけで、単純なミスで崩れた訳ではない。そう言う日もあるから、試合の中で気持ちを切り替えて自分たちがどうやって行くかが重要だと思う。今シーズンは、いろんなことがあったけれど練習でやったことがゲームに出る、それに向かってみんなで挑戦してきた。最初の頃に比べて個々の技術、チームとしての技術も上がってきた。ワンシーズン取り組んだことは間違いではなく、これからの可能性が見られるようなシーズンだった。
いろんな方がいろんな形で応援してくださり、このような舞台で試合ができることは本当にしあわさだと思います。
支えてくださる全ての方に感謝しかないです。
ありがとうございました。

レギューラーシズンリバウンド部門で高田真希、渡嘉敷来夢についで3位の横井美沙

今シーズンはチームとしてはクォーターファイナル進出を目指し、個人としては勝負の年と決めて臨んだシーズンだった。オフシーズンに代表合宿に呼んでいただき、そこで得た経験をプレイでみせたい。そういう想いをもって臨んだシーズンだった。結果だけをみたら、善戦してる試合もあるが、やっぱり勝ちきることができなかった。そこが勝ちきれていくことでワンステップ上にいけると思うし、今とは違う景色が見えてくるのかなと思う。もちろんマイナスなことだけでなく、小さいチームがどうやって勝っていくのかというのを少しずつコートで表現できてるる。
個人としては、特に後半戦は思ったようなプレーができなく躊躇してしまうことが多かった。積極的に仕掛けていくことで他の選手の攻めももっと楽にいけると思うし、チームとしていろんな選択肢が増えていくと思う。

水野菜穂

今日の試合悔いはない。
今シーズンは途中でヘッドコーチの交代もあり、いろいろ考えなきゃいけない部分もあった。
ただ、クィーンビーズのこれからに繋がる基礎ができ「これを続ければ強くなれる」という確信が得られた。来シーズンが楽しみ。

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