山梨クィーンビーズ

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VSトヨタ自動車第二戦(2019.12.22)

山梨 63 – 97 トヨタ自動車
ボックススコアおよび試合の動画こちらでご覧ください。

会場へお越しの669名のブースターの皆さん、そして試合のネット配信をご覧の皆さん
本日も応援ありがとうございました。

試合開始前、スタートの5人をベンチに座らせた伊與田ヘッドコーチが最後に発した言葉は「ボックスアウト!ボックスアウト!」
高身長の選手を揃えるトヨタ自動車に対して、相手の外したシュートに対し、簡単にリバウンドを取らせないことでセカンド、サードチャンスを作らせないことが得点差を開かせない要因。前日の言葉を借りれば、これはクィーンビーズの「永遠の課題」である。

昨日はトヨタ自動車のオフェンスリバウンド20に対してクィーンビーズのディフェンスリバウンドも20。対して今日は、トヨタ自動車のオフェンスリバウンド10に対してクィーンビーズのディフェンスリバウンドは23と朝の練習での取り組みもあり成果は見せたが、今日はトヨタ自動車のスリーポイント の精度が高く苦しい試合展開となってしまった。

「今日のトヨタ自動車は出だしから激しく来る」
これはヘッドコーチ・選手ともに共通の認識だった。

強く仕掛けてくる相手の圧力に受け身にならないために、序盤ディフェンスでダブルチームを仕掛けたが、トヨタ自動車が2本続けて間を抜きフリーになったところから連続してスリーポイントを決めると、流れはトヨタ自動車に。クィーンビーズは昨日にも増して激しく、そして昨日やられた水野・若原のポジションへの対策を打ってきたトヨタ自動車のディフェンスに対し「出だしは少し逃げていたかもしれない」と若原が振り返った様に思うよに攻めきれず、そして決めるべきシュートを決めきれず、1ピリで15対28とリードを許す展開。「ボールを回されてスリーポイント 」という流れを止めたいクィーンビーズはゾーン・ゾーンプレスとディフェンス変えながら対抗し、2ピリ、そして日本航空高校ダンス部によるハーフタイムショーを挟んでの3ピリは何とか10点台の得点差をキープしたまま残り10分の戦いに。
4ピリは疲れが出たか、運動量が落ちたクィーンビーズに対してトヨタ自動車は速いパス回しで翻弄し、空いたスペースからのスリーポイントを決めるゲーム運びで、この日の総得点のほぼ半分に値する48点を16本のスリーポイント シュートで獲得。強硬なインサイドの攻撃と合わせてクィーンビーズは昨日に続いて大量失点を許し、このカード2連敗となってしまった。

今週末からはトヨタ自動車にも負けず長身選手が揃うデンソーとの2連戦。年が明けると1月10日にはオールジャパンファイナルラウンドで、またもやデンソーとの一戦が控えているが、まずはリーグ戦プレイオフ進出に向けて、年内の2戦で勝ち星をもぎ取りたいところだ。強豪であることは誰もが承知しているが、高さで勝てない部分を運動量で補うオフェンスとディフェンス・成果を見せはじめているボックスアウトによるディフェンスリバウンド・そして相手のプレシャーに負けない強い気持ち。
この3つを40分間継続することが戦いの土台であることは間違いない。

強固な土台を築きながら一歩一歩前に進むクィーンビーズ、今年最後の戦いは28、29日大田区総合体育館で15時トスアップです。
なお、両日共に同会場では複数の試合が予定されています。

28日はシャンソンVSアイシンAW、クィーンビーズ VS デンソー、富士通VS日立ハイテク

29日はシャンソンVSアイシンAW、クィーンビーズ VS デンソー

詳細はWJBLのホームページでご確認ください。



ヘッドコーチ・選手の談話

伊與田ヘッドコーチ

昨日うちに粘られたから「トヨタ自動車はモチベーションが違うだろう」と思った。「最初の入りでやられちゃダメだよ」と話していたが、相手のディフェンスが昨日にも増して激しく、シュートが入らなかったのと、こちらが仕掛けたダブルチーム2本で間を抜かれパスを通されトヨタに遠目のシュートで得点を許してしまった。そこを止めたくてディフェンスをゾーンに切り替え相手の勢いが少し止まったが、4ピリはうちが少しバテたか?「振られて振られてスリー」の展開になってしまった。
1ピリで得点差が開いたが2,3ピリは何とかついて行けたので、スタートが響いてしまった。
最終的に得点は開いてしまったが、朝の練習で取り組んだボックスアウトなど、出来た部分もあり少しずつだがチームは成長している。

トヨタ戦で渡邉が計算できる様なったことで4番5番の層が厚くなる。次に繋がると思う。

キャプテン岡萌乃

試合の入りが課題。今日はトヨタ自動車が仕掛けてくるとは思っていた。うちもディフェンスで仕掛けていったが、自分たちの流れに出来ず1ピリで点差が開いてしまった。
ボックスアウトでは粘れたが、コーナーからのスリーをあれだけ決まられると厳しかった。後半はそこを修正したかったが出来なかった。

最後にスリーで離されるまで、離されず10点台の点差で粘ってついて行けたのは大きな収穫。

横井美沙

仕掛けたところでやられたディフェンスで仕掛けたからにはボールを取らなくてならないが、そこが出来なかった
昨日は得点源となったミスマッチのところを序盤、押さえられたのも痛かった。
今日の反省をしっかりして、デンソー戦につなげたい。
デンソーとはオールジャパンまで3連戦になるの、28日の試合からプレッシャーをかけていかないと、良い様にやられてしまうと思う。1試合目から勝負していきたい。

若原愛美

相手の決定力の高さを痛感した
自分たちは決めるべきシュートを決められず、向こうはしっかり決めてきた。
試合に入るに当たって、リバウンドの改善がテーマだったがスリーでやられた。
高さで負ける部分はディフェンスで先手を取ることが不可欠。しかし、仕掛けた時に空いてしまうところをどうカバーするか。
この1週間でしっかり改善したい。

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