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元旦 聖地での対戦は黒星スタート
- 2022年01月01日
- admin
VS富士通レッドウェーブ 第1戦
山梨 68–95 富士通
見逃し配信・BOXスコアはWリーグのホームページでご覧ください。
https://www.wjbl.org/schedule_result/detail/boxscore/?locale=PC&command=boxscore&schedule_id=6858
初売りに並ぶ人の列、2年ぶりの初詣で賑わう明治神宮周辺の景色、宿舎から会場に向かうバスの車窓には、都心の元日の風景が映る
到着した国立代々木第2体育館前には、寒波が押し寄せているにも関わらず開場を待つ長蛇の列が形成されていた。
13時トスアップ、列を形成していた観客が座席に座ると、バスケットボール専用でコンパクトに設計され、フロアと客席が近い体育館内は独特な雰囲気を醸し出す。
その独特な雰囲気に呑まれることもなく、寧ろ味方につけたかのように攻守に渡ってアグレッシブなプレーを展開するクィーンビーズは
1ピリを20-21と1点ビハインドで終了。しかし、2ピリに入ると、ボールがスリーポイントライン付近から横には動くが、縦には入らず、出しどころに苦慮しながら動きが止まる。そこから苦しいシュートを放つと、そのリバウンドから富士通得意の速い攻撃に持ち込まれインサイド、インサイドを警戒すると飛ばされての外からのシュートで得点を許す。加えて「練習なら通るパスが、相手の大きさもあり、出し手と受け手の意思にずれが出てしまった」と試合後に山本由真が語ったように、ミスが続き点差を16点に開かれ29-45で前半を終了。
後半、ディフェンスでゾーンも使いながら、富士通に追い縋るが、2ピリで大きく水をあけられたことが響き68-95で富士通とのゲーム1は終了
明日の第二戦に雪辱を期すことになる。
27点差での敗戦
点差を大きく開かれての敗戦であることは間違いない。
しかし、自信を取り戻しつつあるクィーンビーズの生命線、ディフェンスが機能していたことも間違いはない。
試合の行方が、凡そ見えてしまった2ピリを振り返ってみると、1ピリを1点差で乗り切ったクィーンビーズは2ピリ、富士通の守りを崩すことが出来ず、強引なシュートを放つ。そのシュートは、リングに沈む確率は低く、弾んだボールへのリバウンドを争うことになるが競り負けると、そこが富士通の速い攻撃の起点となりクィーンビーズがディフェンスの体制を整える前に、ボールを運ばれてしまう。
明日は、この富士通の速い攻撃の起点を、如何に減らすことが出来るか
言い換えると、「攻撃は最大の防御」如何に良い形で自分達のオフェンスを終わらせることが出来るかがポイントになりそうだ。
合わせて、今日の試合で両チーム最多25得点のオコエ 桃仁花、前半は攻撃の起点として、そして後半は自身も15得点と存在感を示した2人のTOKYO2020代表をどう抑えるか。
難題ではあるが、どう対応するか明日のゲーム2に期待したい。
ヘッドコーチ、選手の談話
伊與田好彦ヘッドコーチ
相手よりも欠けているところがあるか?といえばそんなには感じなかった。
ただしトランジションで走られた得点が多かったので、そこは課題。
もっと守れる。自分達がやってきたディフェンスの更なる徹底を図りたい。
水野菜穂
2ピリ、あっとという間に点差を広げられたが、あれが恐れていた富士通のリズム。
自分達のミスや、リバウンドから持って行かれ速い攻めと、スリーポイントでやられた。
やはり富士通は勢いに乗せると凄いチーム、流れが相手に傾き始めた時に、如何に早く止めるか。
それが、明日のポイントになると思う。
若原 愛美
今日、オフェンスは攻め気を持ってしっかり攻めれたが、リバウンドが取り切れずターンオーバーからのブレイクで
相手のやりたい、リズムの速いバスケットをやらせてしまった。
富田愛理
格上のチームだし、失敗しても自分のやりたいプレーをやり続けようという気持ちで試合に入った。ここは、明日も続けたい。
オコエ に25点取られたが、インサイドへボールが入ってしまうと止めるのは難しい。
その前のプレー、打たれた後のリバウンドで対抗したい。
山本由真
前半は富士通もミスが多かった。そこで、うちが決め切れていれば展開は分からなかった。10点差くらいで付いて行ければ、後半チャンスもあったと思う。
後半、町田にパスを出させてしまった、ここを自分達が止めなくてはいけない。
本日Wリーグデビュー中山 彩奈の談話
デビュー戦が代々木第2体育館
4ピリ、コートに入った時、客席の騒めきというか、観客の存在に緊張してしまった。雰囲気は分かったで、これからの練習で活躍できる選手になりたい。