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Wリーグ復帰後、初のシーズン4勝目
- 2022年01月08日
- admin
VS プレステージインターナショナル アランマーレ 第1戦
山梨 71–61 アランマーレ
見逃し配信・BOXスコアはWリーグのホームページでご覧ください。
https://www.wjbl.org/schedule_result/detail/boxscore/?locale=PC&command=boxscore&schedule_id=6867
今日からは、プレステージインターナショナル アランマーレとの2連戦。
大田区総合体育館では、今シーズンWリーグ新加入で初勝利を目指す、アランマーレとプレーオフ進出を睨むと負けられないクィーンビーズが、外の厳しい冷え込みとは真逆の熱い戦いを繰り広げた。
安定感のあるディフェンスでアランマーレの得点は抑えるものの、アランマーレの激しいディフェンスに、ボールの出しどころに苦慮し、個々の動きが止まるクィーンビーズも得点が伸びない。
前半を31-26の5点リードで折り返したクィーンビーズ、後半も展開は変わらず、3ピリ残り7分では35-35と並ばれる。ここで、クィーンビーズは渡邉まりいの2スローが成功するとディフェンスをオールコートで仕掛けてボールを奪取、フリースローに続いて渡邉まりいがスリーポイントを決めて、40-35と引き離しにかかる。ここヘ来て前半よりも圧力を増したディフェンスでリズムを掴むと、停滞していたオフェンスも活性化。ボールも人も動き出し、3ピリだけで27点得点。58-44、得点差を14点に開いて、残り10分の攻防へ。3ピリで勢いづいたクィーンビーズが、ここから引き離すかとも思われたが、試合後選手が口にした「好調な時間が長続きしない重い展開」は最後まで変わらず、試合は10点差近辺で推移し71-61で試合終了。
クィーンビーズはWリーグ復帰後、初のシーズン4勝目を挙げた。
自分達のペースに持ち込めないながらも勝ち切った点は評価出来るが、課題も多く残したゲームでもある。その中でも数字ではトータル29-39とアランマーレに引けを取ったリバウンド。
「ボックスアウトしてない。相手も大きくないがチップしたボールに対して何人も取りに来ていた。そもそもリバウンドに絡む人数が違っていた。そこは立て直したい」と試合後の若原愛美が語った様に、まだまで出来ること、やるべきことはあるはずだ。明日のゲーム2、初勝利を目指すアランマーレが今日よりも激しく来るだろう。
シーズン4勝目は通過点。今日の試合で選手が感じた危機感を、どう体現するか?
明日のゲーム2もヒートアップすること間違いなし。
ヘッドコーチ、選手の談話
伊與田好彦ヘッドコーチ
昨日の降雪で足元の悪い中、本日もご声援ありがとうございました。
勝因はディフェンス。
最終的に61点取られたが、40点代、50点代で最後まで良く抑えた。
ただ、スリーを決められたところは今日の反省点。
オフェンスは、相手も身長が無いから厳しくディナイして来た。パスの出しどころで迷っている時間帯があり、得点が取れず苦労していた。
水野菜穂
オフェンスもリバウンドも、相手にやられる時間帯を作ってしまったが、相手はスリーも得意なのでイッキに追いつかれる可能性もある。
そういう時間帯は極力短くしたい。
明日は、試合の入りからもっと自分達のやるべきことをしっかりやって、相手が勢いに乗る前の自分達が波に乗りたい。
若原 愛美
重い展開だった。自分達のミスもあるが、相手のディフェンスの頑張りにリズム掴めず、引き離そうとしても引き離せなかった。
リバウンドが取れなかったのも痛かった。
今日は、相手のボールへの執着心に押された時間帯もあった。
ここで負けると、ゲームも負ける
明日は、スタートからガンガン行きたい。
富田愛理
インサイドでの得点に関して、今日は周りの4人が中を見てくれているのが分かったので、前半は成功率は低かったが最後までインサイドでの勝負を続けようと思ってプレーした。後半、流れの中でパスが回って来て、自分もそのタイミングに合わせ易く、そこに良いパスを出してくれたことが、得点に繋がった。
明日はリバウンド。
今日は取りきれないところが結構あった
自分の期待される役割として、ここは頑張りたい。
山本由真
オフェンスは序盤から、相手の守備が中が収縮していて、ドライブに行き難く、ボールが上で回っていた。
得点が止まった時に、自分がボール持っていることが多かったので、インサイドへ切り込まないと展開は変わらないと思って思い切って勝負した。
明日は、相手も今日以上に強く来るだろうから、試合の入りで受けてしまうと危ない。