山梨クィーンビーズ

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戦いは続く

日立ハイテクとの直接対決2試合に敗れたクィーンビーズ
悲願のプレーオフ進出はならなかったが、今季積み上げてきたバスケットを表現するために、戦いは続く

VS 日立ハイテク 第2戦 
山梨 58-74 日立ハイテク

出だしの躓きで試合の流れが決まってしまった昨日のゲーム1 その反省として、シュートを躊躇わずに打ち、ディフェンスは積極的に仕掛けて強度を保ち続けることを念頭に置いて挑んだゲーム2。 スタートの渡邊まりい・若原愛美・岡萌乃・水野菜穂・土田帆乃香の5人がそれを体現、そのプレーに呼応して「ボールに対する執着心、気持ち、チームとしてやるべきことを、全員が発揮してくれた40分間だった」と水野菜穂が試合を振り返ったように、途中からコートにたった選手も個々の持ち味を生かして日立ハイテクに食い下がる。クィーンビーズは、この日前半から効果的だったゾーンディフェンスを相手に合わせて微調整を加えると後半は威力が倍増。3ピリは前半で47点を許した日立ハイテクの攻撃を10点に抑え47-57の10点差に迫って残り10分に勝負の行方を託す。 4ピリ残り7分、7点差まで詰めたものの「最後に、大事な場面でどう攻めるか、バタついて迷いが出たことが追いつけなかった原因だと思う。試合をどう終わるか、全員に共通の意識が必要だった」とアシスタントコーチ兼任の岡萌乃が振り返ったように、クィーンビーズは落ち着きのない展開でシュートを決めきれないが、対する日立ハイテクは、ここで要求したタイムを境に得点を重ねて試合を締めにかかる。 結果、58-74で日立ハイテク戦は2連敗。

今シーズン目標としてきた悲願のベスト8、プレーオフ進出を逃す結果となった。

試合後、水野菜穂は「この1年目標としてきたことなので、純粋に悔しい。
前半戦で取れる試合を取っていれば結果は変わったかもしれないが、最後にお互いがプレーオフ進出を懸けて戦った日立ハイテクに勝てなかったことは、うちにはまだプレーオフに出る力がなかったからかもしれない。
残り4試合、気持ちを切らさずに 走って、ディフェンス・リバウンドを頑張る 誰でもできるプレーを、どこのチームよりもやる クィーンビーズらしいバスケをして、来シーズンにつなげたい」と目標を達成できなかった悔しさと共に、今シーズンの集大成となる残り4試合を見据える。

残り試合は3月23日から三菱電機との連戦、その後1日挟んで26日からはアイシンとの連戦。 タイトなスケジュールの中、シーズン当初に掲げた目標「フルタイム・フルコート・フルメンバー」の達成度が計られる、まさに集大成の4試合となるだろう。

見逃し配信・BOXスコアはWリーグのホームページでご覧ください。
https://www.wjbl.org/schedule_result/detail/boxscore/?locale=PC&command=boxscore&schedule_id=6900

ヘッドコーチ、選手の談話

伊與田好彦ヘッドコーチ
2日間、ご声援ありがとございました。

前半の点差が痛かった。そして、谷村を抑えることが出来なかった。
試合を通してうちのゾーンディフェンスが効いていたことで、試合の展開が昨日とは変わったと思う。今日のような積極的なディフェンスが、これからチームの基盤となっていくと思う。
今日のようにディフェンスが効いて、リバウンドが取れれば自分達のリズムになり得点にも繋がる。自分達のバスケはディフェンスが生命線。
プレーオフへの進出は叶わなかったが、ここからの4試合、自分達のバスケットを突き詰めて来季につなげて行きたい。

水野菜穂
3ピリであそこまで追い上げれたのは成長だと思うが、あと一歩のところをどうするか。追い上げるところまでは勢いで行けても、相手も変化してくる中で、そこからどう試合を締めるか。そこがまだ出来ていない。
対三菱、アイシン戦は5日間で4試合日程は厳しいが「これがクィーンビーズ」と言われるよう、やってきたことを全部出し切って終わりたい。

岡萌乃
昨日の大敗からの今日の試合 今日はある程度、自分達の持ち味が出せた試合だった。

昨日、勝ちたい気持ちから縮こまったことと、慎重になりすぎたことで重い展開にしてしまった。「これを出だしからやっちゃいけない」とみんなが、その気持ちで入ったことで良いスタートを切ることが出来た。
残り4試合は、出だしでつまづかないこと 「クィーンビズの試合は最後まで勝利の行方が、どちらに転ぶかわからない」という試合をしたい。
それが来シーズン以降につながると思う。 今年は選手も皆、自分達のバスケについて考えたシーズンだった。 伊與田ヘッドコーチのバスケと自分達の考えが融合したバスケ、それが出来れば勝ちはついてくると思う。

富田 愛理
昨日の試合、相手に走られ自分達が遅れを取っていたので、今日は相手の準備ができる前に走ることを意識した。
昨日、前半で離された反省から、スタートの5人がディフェンス・オフェンス共に積極的なプレーを見せてくれて、それに触発された試合だった。
残り4試合、全員でシュート・リバウンド。今日、出来たバスケを続けて行きたい。

土田帆乃香

昨日は自分の持ち味が活かせず、空回りしてしまった。 今日は、その分「やってやろう」という気持ちで試合に臨んだことと。ヘッドコーチから「持ち味を活かして積極的に切って行ってほしい」と試合前に言われたことで、求められることがはっきりした。それが良い結果につながったと思う。
残り4試合、自分達の良さを出して戦いたい。

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