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2023.1.14 VS 三菱電機 第1戦

山梨QB 70– 87 三菱電機
ボックススコア・見逃し配信は、こちらでご覧ください


真価を問われる、明日のゲーム2

昨年はコロナ禍の影響で試合が中止となったこのカード
Wリーグ復帰後の三菱電機との対戦を振り返ると、大きく水を開けられて敗退した試合が数多く、クィーンビーズには良いイメージが無い対戦相手である。
「このイメージを一新したい」思いを持って臨んだ本日のゲーム1。

第1ピリオド、得点が伸びないクィーンビーズ、その三菱電機への負のイメージを一番長く背負い、前日のインタビューでも「何とか接戦に持ち込みたい」と語っていた岡萌乃が奮闘。11-20と三菱電機9点リードで第2ピリオドへ。
三菱電機は西岡のインサイドと根本のスリーなどで得点を重ね、前半を44点で折り返す。対するクィーンビーズはドライブが好調な出原がチームを勢いづけるが、得点は伸びず前半は30点。三菱電気のリードは14点に広がり、後半第3ピリオドへ。クィーンビーズはコート内で足が動き「人とボールが動く」今季取り組んできたバスケで追撃。点差が徐々に詰まる中、3ピリ残り4分で三菱電機がファイブファール。ファールで獲得したツースローもあり、残り3分で50-56とクィーンビーズが6点差に迫ると、三菱電機がタイムアウト。
タイムアウト明け、クィーンビーズもファイブファール。一旦は50-61と点差を開かれるが、なんとか食い下がり56-61、この日最短の5点差に迫って、第4ピリオドへ。
オフェンスがなかなか機能しない中で、残り4分までは10点差で食い下がるクィーンビーズに対し、三菱電機は西岡から小菅、インからアウトに繋ぐ形で4ピリだけで3本目のスリーを決めて66-81と試合を決定づける。
結果、70-87で試合終了。
日立ハイテクとのゲーム1に続き、掴みかけた白星を逃がす結果となった。

明暗を分けた4ピリの攻防について岡は「西岡のインサイドと小菅の外の確率を考えると、西岡に中でやられるよりは小菅の方が落とすのではないかと考えたが、外れた」と語り、攻撃の部分に関して出原 菜月は「自分たちの方が、得点経過と時間帯を考えて動けていなかった。三菱は、そこでしっかり決めきった」と両者の明暗を分けた部分を振り返る。

日立ハイテクとのゲーム1に続き、惜しい試合を2つ落とす結果となったが「最後まで競ったゲームが出来ることには、チームの成長を感じる」とも話す岡は「明日のゲーム2で日立ハイテクのときの二の舞はしたくない」と試合開始直後から、相手の激しさに対して受け身に周り、前半で勝敗の行方が見えてしまうような展開に陥った事を危惧する。

「スタートから激しく」と意識しながらも、波に乗りそこねた東京羽田・日立ハイテクとのゲーム2。
三菱電機戦で払拭するために、そのスイッチをどう入れるか。

明日のゲーム2、トスアップ後「蜂の一刺し」に注目したい。


ヘッドコーチ・選手の談話

金子寛治ヘッドコーチ

今一歩
一時は5点差、もう一息だった。
ここまで取り組んできたバスケットが形になりつつあるが、後半いくつかミスが出てしまった。

良かったのは、皆が良く動けていたこと
全員でボールを動かせていたので、相手が守りきれない部分もあって接戦に持ち込めた思う。

明日に向けて、ビデオを見ないとわからないが
どれくらい修正できる箇所があるか?
あとは、相手がどう来るか?

キャプテン岡 萌乃

最後は小菅のスリー
前半からの西岡のイメージがあって警戒していたが、インサイドからアウトサイドに振ってのスリーで試合を決められた。
明日はインサイドは、もう少し抑えたい。

出だしから、やりたいディフェンスの部分での決め事は出来ていたし、それが相手のミスに繋がっていたので、そこは良かったと思う。
明日は相手もディフェンスを考えてくると思う
うちは悪いときにパターンとも言える、外だけでボールが回るバスケにはしたくない。
明日は、ハイテクの2戦目のスタートのようにはしたくない。

出原 菜月

4ピリ途中までは行けるかと思うったが
相手は焦らず内・外と攻めてきて得点を取られ流れが傾いてしまった。
うちは、勢いのまま流れでシュートを打つ
自分たちのほうが、得点経過と時間帯を考えて動けていなかった。
オフェンスの意思疎通、試合の流れに乗れなかった
三菱は、そこでしっかり決めきった。

試合巧者との力が出てしまった。

今日はリバウンドが取れたので、そこは明日も継続したい。
自分たちのオフェンスでリズムが崩れ相手の硬いオフェンスでやられた。
自分たちのオフェンスのところを周りと共有して、自分達のバスケを徹底したい


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