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2023.10.14 開幕戦 VSデンソー第一戦

山梨QB 50 – 96 デンソー

ボックススコアー・バスケットLIVEでの見逃し配信はWリーグのこちらのページから

2023-24 Wリーグ レギュラーシーズンが本日開幕
クィーンビーズ、開幕戦の対戦カードは強豪デンソー。
会場の富士吉田市鐘山スポーツセンター体育館は600人の両チームファン・ブースターによる4年ぶりの声出し応援で会場は熱気に包まれた。
ホームで開幕を迎えたクィーンビーズは、その声援の後押しを受け、試合開始早々にルーキーながらスターでコートに立った井上 桃子のドライブで先制点を挙げる。そのままリズムに乗りたいクィーンビーズだが、デンソーの高さが影響してか、今シーズン石川ヘッドコーチが拘ってきた「1対1」でシュートまでは行くものの、決めきれない。
ディフェンスリバウンドでも苦戦し、セカンドチャンスからの得点を許して1Q終了時点で12-31と19点を追う展開に。

2Q「入りで力みすぎたが、ベンチに戻って気持ちを落ち着けた」と試合後に語った片山菜々の3本のスリーなどでデンソーを追うが25-50で前半を終了。
3Q、杭州アジア大会にインド代表として出場したアンモールプリート・コールとデンソー戦の開催地、富士吉田市出身の渡邊 愛加とのハイローも決まり、デンソーの背中を追うクィーンビーズだが、その後も得点差は開き50-96で試合終了。
1Qで大きく水をあけられたことで試合展開を苦しくした地元開幕戦は黒星スタートとなった。

開幕戦独特の緊張感
身長で勝る相手に対するプレッシャー

いろいろな要因が作用してのだろう
得点差は別としても、何時もの様なクィーンビーズらしさが乏しかったように見えた開幕戦だった。

クィーンビーズらしさとは?
その答えは、明日のコート上で選手が表現してくれるはずだ。

明日も同一カード
13:30 鐘山スポーツセンター体育館でティップオフ!

ヘッドコーチ・選手 試合後の談話

石川幸子ヘッドコーチ

1Qの失点が大きく、リズムの乗れなかったのが最後まで響いた。 デンソーにやられてしまったが、4Pの途中で43点を「50点にしっかりのせていこう」と声掛けして、のせることが出来て、そこは良い締めであったと思う。 練習で強化してきた1対1については、まだまだデンソーのレベルには達していなかったが、やれないことはないと思う。 しっかり切り替えて明日の試合に挑みたい。 今日は選手が緊張しているように見えた。明日に向けてリラックスして試合に集中できるように声掛けをしていきたい。そして、やってきたことをしっかりコートで表現したいです。

ファン・ブースターの皆さんの熱い応援に負けないよう、明日はコートでしっかり表現したい。

キャプテン濱西七海

自分自身は出来なかったモヤモヤというか、すっきりしない試合だった。 1Q、レイアップまでは行ってたが、相手の高さが気になったか、決めきれなかったことが皆の頭にイメージとして残ってしまったかもしれない。
「行けてるのに決めきれない」、それがリズムに乗れなかった一つの要因だと思う。 それとリバウンドでデンソーの高さに負けてしまった。
うちにもコアさんとアンモールの今までうちには無かったハイロー、ゾーンディフェンスなど次に繋がる要素も見えたのでうまく使いたい。
それと、当たっいる選手をもっと使っても良いかもしれない。

試合後、「今日は今日、明日はこういう試合にならないようにしよう」と皆に声をかけた。50-96のこの点差を見れば下馬評通りと思われるかもしれないが、それを覆せるのがバスケットであり、それがファン・ブースタの皆さんが望んでいることだと思う。 その挑戦を続けていきたい。 明日は、まずディフェンスで相手にストレスを与え続けたい。

土田 帆乃香

ドライブとディフェンスの両面において、自分の感覚としては負けていないと思う。今シーズンは、自分が出場した際に「どれだけ勢いをつけて流れを変えられるか」にフォーカスして取り組んできた。

チームとして、もっと自分がドライブを仕掛け、中からアシストすれば得点も増やせると考えている。自分は切り込み隊長のような存在と思っており、その役割を実行していきたい。 デンソーは高さがあり、オフェンスリバウンドを支配されてしまった。 明日はボックスアウトを徹底し、相手をどれだけ押し出せるかが鍵になる。また、簡単なシュートを相手に許してしまったため、ディフェンスでハードワークし、プレッシャーをかけていくことが大切だと思う。

片山 菜々

うちにも流れが来そうなタイミングはあったが、自分たちのミスで流れに乗れなかった。 ドライブには行けているが、高さを意識してしまいボールがリングから落ちてしまった。 強気で行くことと、ドライブには行けているので切って行ったあとのパスアウト。 その合わせの部分を意思疎通して修正したい。

個人としては入りで力みすぎたが、ベンチに戻って気持ちを落ち着けた。 次にコートに出たときには点差が開いていたので「打つしかない」と積極的に打った。 今シーズンはリリースの早いスリーポイントに取り組んできたが、それが結果として出たと思う。

明日は、試合の入りでしっかり戦いたい。

アンモールプリート・コール

スタートで出してもらったが、それに応えることが出来なかった。 後半は決めたところもあれば、取られたところもある。差し引きするとゼロだと思う。 明日はもっとコミュニケーションを取りたい。 センターは一番下にいるので、前にいる選手に聞こえるようポジティブな声掛けをしたい。 そして、皆でリバウンドに絡めば取れるリバウンドもあると思う。

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