山梨クィーンビーズ

TICKET

report

試合報告

report

2023.11.12  VS トヨタ自動車 第二戦

早野グループpresents
山梨QB 66 – 92 トヨタ自動車

ボックススコアー・バスケットLIVEでの見逃し配信はこちらのページから


メンタルのスタミナ-見せつけられたファイナル出場チームの意地

昨日後半の追い上げが届かず10点差で敗退したクィーンビーズ その、悔しさをエネルギーに変えて強豪トヨタ自動車に挑んだ今日の第二戦。 どうやら、昨日の10点差ゲームは負けたクィーンビーズよりもトヨタ自動車に火をつけてしまったのかも知れない。

今日も800人を超える観客が入場した小瀬スポーツ公園体育館、両チームを鼓舞する声援が送られる中で13時30分トスアップ。


1Qは、昨日の後半そのままにディフェンスからチャンスを掴むクィーンビーズが23-18と5点リードして終了。 しかし2Q、昨日同様にトヨタ自動車のディフェンスの圧力が上がるとボールを押し上げられて攻め手を欠く。動きが止まるとトヨタ自動車の激しいディナイに手を焼き、ターンオーバーが嵩み逆転を許して前半を34-44で終了。 3Qも流れは変わらず、点差を開かれ46‐73と27点差で第4Qへ。 トヨタ自動車の出場時間が比較的少なかった選手が出場する中、積極的なディフェンスから果敢なアタックを見せるクィーンビーズが最後の10分は20-19と1点リードして試合は終了。

92‐66で試合終了 対トヨタ自動車戦は2連敗で幕を閉じた。

2戦を振り返り石川ヘッドコーチは「今回のトヨタ自動車戦は人数は向こうが少ない。自分たちは全員で戦うことを目標にやってきたが、 自分たちの方が押し込まれて点差が開く中、プレイよりもメンタルの部分で大きく後手を踏んでしまった。 ディフェンスもオフェンスもまだまだ行ける。トヨタ自動車が最後まで見せたルーズボールに対する激しいプレーに象徴されるように、ファイナルを戦ったとか、プレイオフに出るチームはああいうものを持っている。 そういう気持ちの部分も含め、まだまだ成長して行かなくてはならない」と先を見据える。

上位チームが持つ修羅場を潜り抜けてきた「メンタルのスタミナ」とでも言うのだろうか

長いようで短いリーグ戦の中で、このスタミナをどう養うか

そして、トヨタ自動車戦での苦い経験を、どう次に繋げるか

日立ハイテク戦は6日後に迫っている。

ヘッドコーチ・選手 試合後の談話

石川幸子ヘッドコーチ

二日間、会場で、そしてライブ配信からご声援ありがとうございました。

試合の冒頭、選手たちの気持ちも入っていて良いスタートが切れた。データ通りではあるが2Qと3Qのトヨタ自動車は強さが際立。

相手のプレッシャーに対処できず、自分たちのオフェンスのリズムが作れづに、リズムに乗り切れなかった。結果、得点差が広がってしった。

トヨタ自動車が確実にシュートを決めてくるの当たり前のこと。こうした状況に耐えるだけでなく、「自分たちはどうするか」を意識し、次のプレーを考えることがまだまだ足りない。

守備が機能しなかったのか、攻めが機能しなかったのかと問われれば、「攻めが機能しなかった」ことが響いた試合だった。強豪との対戦でディフェンスで受ける強いプレッシャーにどう対応するか。
この点を改善することが急務だ。

キャプテン濱西七海

1Qでリード出来たところまでは良かった。ただ、昨日と同様に相手がギアを上げアジャストしてくるタイミングで、その熱にやられてしまった。トヨタ自動車のディフェンスに今日も押され、皆シュートまで行けずに自分たちのミスによって崩れてしまった。

シュートを試みても決まらないことと、シュートに行かないでミスで終わることでは、ストレスの程度が異なる。みんなのやりきれていない思いが次第に流れを悪化させてしまったと感じている。

1発オフェンスファウルになっても構わない。

誰かが強気なプレーを見せることで、結果が失敗であれ成功であれ、それがチームの雰囲気を変えるきっかけになると思う。

トヨタ自動車が最後までルーズボールへの執着心を見せていたが、クィーンビーズが本来見せなくてはいけないもの。上位チームに対して「下克上」すると言うならば、ドロくさい局面で負けていては、先が見えてこない。

富田愛理

トヨタ自動車戦では、相手が体格的に大きかったため、走ることやスピードで差をつけられると考えて試合に臨んだ。周りの選手たちも1人1人が攻める気持ちが強く、パスが回っている時間帯は良い連携ができていた。

特に自分が何か特別なプレーをしたわけではなく、みんな動いていた結果、空いた瞬間が生まれたと思う。 今日のトヨタ自動車は2Qからオフェンス・ディフェンスの切り替えが非常に速くなった。それに比べて、うちはミスした後の戻りが遅く、そこで差がついたと感じます。

トヨタ自動車相手にディフェンスが通用し、良い形でのブレイクやオフェンスが成立したことは自信につながる。ただし、「後半よかった」「前半はついていけたけど後半ダメだった」というレベルではなく、良い状態をどれだけ維持できるか、4Qまで戦い続けることが来週以降の重要な課題になると思う。

土田 帆乃香

今日の試合も2ピリオドで相手を勢いに乗せてしまった。ディフェンスで煽られ、その影響でボールの位置が高くなり、ボール運びで手こずった結果、簡単に相手にボールを渡してしまいました。

ボールを貰おうとすると相手のディナイが強く、出す方はボールを奪われることを恐れて、難しかった。しかし、少しの工夫で状況は変わると思う。チーム全体で共通の理解を深め、練習でそれを実践し、今後に活かしていきたい。

昨日はパスが主体となり、自分で攻めきれない状況に陥った。今日は意識的に自分でプレーを仕掛けることを重視したことがプレーがプレーに繋がったと思っている。 これから先も、自分がゴールに向かってアタックすることは大事にしていきたい。

今日のハーフタイムショーはメディアや各地方で出演実績のある日本航空学園 ウィングダンスカンパニー(ダンス部)と伊藤ひろのさんが出演
一時、激しい試合の攻防を離れ、華やかなショータイムとなった。

最近の投稿

カテゴリー