report
第90回皇后杯2次ラウンド シャンソン化粧品戦
- 2023年11月27日
- admin
山梨クィーンビーズ 59 – 89 シャンソン化粧品
対シャンソン戦 – クリスマス決戦でリベンジを
皇后杯2次ラウンド二日目、ベスト8入りをかけて臨むクィーンビーズは、現在リーグ戦5位の強豪、シャンソン化粧品との対戦。
この試合は、皇后杯でのベスト8入りを目指す一方で、12月末に予定されているリーグ戦の対戦カードでもあります。各ポジションに実力派を揃え、どこからでも得点できるシャンソン化粧品に対して、クィーンビーズがどのように戦いを挑むかが注目される一戦は、昨日に続き大阪市堺市金岡公園体育館で13時に戦いの火蓋が落とされた。
1Qはセンター、ウチェに8得点を許し、16-18とシャンソン化粧品が2点リードするが、まずまずのスタートを切ったクィーンビーズ。
このところ、試合の行方を左右する大きな流れが訪れる2Q。3分間得点が止まり、シャンソン化粧品のディフェンスを攻め切れず7つのターンオーバー、そして6つのスティールも許し、ファウルもかさみ、2Qだけでフリースローで9点。28−39と点差も開き、前半を終了。
3Q、ディフェンスの変化をチームの勢いに繋げたいクィーンビーズ。しかし、ゾーンディフェンスに切り替えた一本目で警戒していたシャンソン化粧品のスリーポイントを決められ、逆に相手を勢いづかせてしまった。残り4分57秒、一時は6点差に詰め寄りましたが、点差は開き、45-62で第4Qへ。
4Qも流れは変わらず、クィーンビーズはファウルもかさみ、点差はなおも開き、59-89で試合終了。皇后杯はベスト16で敗退。
ここ数年、リーグ戦では圧倒され苦渋を舐めてきたシャンソン化粧品相手に、ファウルトラブルで苦戦を強いられながらも、3Q途中までは食らいついたクィーンビーズ。キャプテン濱西七海は「今までの自分たちの試合を考えると、いけるかなと思えた時間があったのが1つ収穫。シャンソン化粧品だから負けてもしょうがないとは思わない」と話して会場を後にした。
次週はリーグ戦が再開して12月2、3日はトヨタ紡織との対戦。そして年末12月23,24日にはシャンソン化粧品との「クリスマスの富士山ダービー」が待ち受けています。プレーオフに向けて、負けることが出来ない戦いが再開するクィーンビーズの年内4試合は全てホームゲーム。
会場で熱い声援、チームの後押しを!
多くの方のご来場をお待ちしています。
石川幸子ヘッドコーチ
二日間応援ありがとうございました。
2Qにフリースローで9点取られたのが痛かった。自分たちも、ファウルをもらえれば良かったが、攻めきれなかったことが課題として残った。
3Qにゾーンディフェンスをやった時に、1本目からスリーを入れられてしまった。ディフェンスに変化をつけて、自分たちに勢いをつけたかったが裏目に出てしまった。
オフェンスに関しては、負けが決まってからはアタックできている。
と言うことは、もっとアタックして良いし、アタックすればファウルももらえる。
あとは、セットプレーでアジャストされている部分を修正して、選手が迷わずシュートを打てるようにしたい。
12月末にシャンソンとはリーグ戦で対戦するが、選手たちも1回当たって、肌で感じた部分があると思う。前半抑えたスリーポイントを、40分続けて抑えたい。うちがゾーンディフェンスを行った時のシャンソン化粧品のアジャストをしっかり行って、次回の対戦に備えたい。
キャプテン濱西七海
クォーターの終わり間際・1本欲しい時にミスだったり、シュートで終われない時間帯が続いてしまったが、逆に経験のあるシャンソン化粧品は入るか入らないかは別にしても、きっちりシュートまで行き続ける。 それがファール数の差になって現れ、2Qに得点を開かれる大き下忍となった。
12月にまた対戦するが、自分たちがリードする展開に持ち込みたい。
そのためには、相手を圧倒する時間帯を作りたい。いや作れると思う。
昨シーズンまでのシャンソンとの対戦を考えると「行けるかな」と思える時間帯もあったことは1つ収穫だと思う。この敗戦を「シャンソン化粧品だから負けてもしょうがないよね」じゃなくて、負けたことを、しっかりチームで受け止めてトヨタ紡織戦に向けて準備したい。
宮坂 桃菜
2Qでは、ファウルが増えて、相手の得点の半分ほどがフリースローだった。フリースローは確率が高いシュートと言えるので、相手のフリースローが増えると、どうしても不利になる。前半からファウルトラブルが増え、後半も個々がファウルを抱えることで、プレーが難しくなった。ファウルの使い方にも工夫が必要だと改めて学んだ試合だった。
今日のシャンソン化粧品との対戦は手ごたえも感じた。攻め手が欠けているわけではなく、アンのポストプレーは強力で、そこを起点に外からのシュートも生まれた。これを踏まえ、年末の再戦に向けて精度を高めていきたい。
井上桃子
相手の大きな選手にインサイドでのリバウンドとシュートを何度も許してしまいました。インサイドを絞り、その後のローテーションで守備を頑張れば、勝機はあったのかなと思う。
オフェンス面では、レイアップいける機会が多く、特にペイントエリア内でのシュートも効果的だった。ただ、スリーポイントの成功率が低かった。
ペイントアタックを重視し、時にはそれで相手を引き寄せて逆サイドへの展開を図り、連携してスリーを打たせるプレーも必要だと思った。 年末の対戦では一矢報いたい。
片山 菜々
ファウル、特にシュートファウルが多く展開を苦しくした。センターのウチェに寄りすぎて、逆にボールマンをマークするのが遅くなって、そこから切られてもいた。 追いつきそうな時にうちはイージーなシュートを決めきれなかったが、シャンソン化粧品はそこをしっかり決め切った。 勝ちたいと言う気持ちをプレーに出していかないと、この点差は縮まらないのかと思った。
次はリーグ戦でトヨタ紡織と対戦するがディフェンスのチームだと思う。
自分の持ち味であるドライブだったりとか、スリーポイントを積極的に狙えるようにしていきたい。