山梨クィーンビーズ

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試合報告

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女王蜂の反撃はここから始まる—富士北麓で再出発!

山梨クィーンビーズ  53-66 東京羽田ヴィッキーズ (ゲーム2)
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開幕戦の敗退から一夜明けてのゲーム2。
幾分消化不良気味に前日の試合を終えたクィーンビーズが、どう立て直すか。
昨日は破綻したディフェンスをどう修正し、そこからどのようにオフェンスを組み立てるかが焦点となった。

注目の第二戦は、今日も15時にトスアップ。

今日の先制点は、この試合でチーム2番目の10得点を記録した、アンモール プリート コール。試合後、アンモールは「昨日の試合で得点が取れない自分が不甲斐なかった。最近、5点や6点止まりの試合が多かったが、その原因はボールをもらえていないこと。それは自分が積極的にボールをもらいに行っていなかったからだ。自信を持って自分から攻めることができていなかった。今日はそれを変えようと思っていた」と、今日の試合への意気込みを語った。

無難なスタート切ったクィーンビーズは、得点を重ね開始3分で4−8とリード。しかし、ここから得点が伸びず、逆転を許してしまう。第1クォーターは21-10と東京羽田に11点のリードを許したまま終了した。

第3クォーター、序盤は両チームが決め切れず、2分半にわたり両軍無得点の状態が続く。
しかし、クィーンビーズは相手のディフェンスによりオフェンスのリズムを崩されると、ディフェンス面でもズレが生じ始める。そして、昨日猛威を振るった東京羽田のスリーポイントが決まり出す。ゾーンディフェンスも併用し失点を抑えようとするが、機能せず、第3クォーター終了時には34-50と大きく水を開けられてしまった。

第4クォーター、クィーンビーズは前からの激しいディフェンスで点差を詰めにかかるが、得点差を詰め切ることはできない。最終的に53-66で試合終了。

東京羽田との開幕2連戦は連敗に終わった。

熱き応援を力に、三菱電機戦へ!

前日からの悔しさも引きずるように、選手たちの表情には悔しさが滲んでいた。
それでも井上桃子は試合後に前を向いた。「すべてが悪かったわけではない。この二日間、良い流れが来た時にその勢いを絶やさず、もっと積極的にディフェンスもオフェンスを展開しなければならないと感じた。相手も全力でぶつかってくる中で、自分たちのリズムを守り切れないと厳しい展開になる。それは昨日も今日も同じだった。そこを改善する必要があると痛感しました」と、反省とともに6日後に迫る三菱電機戦に目を向ける。

全チームとの5回総当たりで行われる今季のフューチャーリーグは、まだ始まったばかりだ。東京羽田との対戦もあと3試合が控えている。この長い戦いの先、来年3月に彼女たちはどの順位にいるのか?それを決めるのはこれからの一戦一戦だ。

次戦は、ホーム・富士北麓公園体育館での県内開幕戦。
黄色に染まる会場で、女王蜂たちが連敗からのスタートをリセットし、新たな目標達成に向けて再び羽ばたく、その瞬間の目撃者に!

ファン・ブースターの皆さん、次こそ共に勝利を掴みましょう!
熱い応援で、共に戦いましょう!

10月19日、富士北麓公園体育館でお待ちしています。

ヘッドコーチ・選手の談話

石川幸子ヘッドコーチ

第2クォーターまでは自分たちのバスケットができていたものの、第3クォーターで相手のディフェンスが機能し、ピックが通用しなくなりました。それによって、自分たちのリズムが崩れてしまいました。

次の試合まで短い期間ですが、戦術面もメンタル面ももう一度立て直します。相手は2連勝中の三菱で、サイズのあるチームのため、よりタフなディフェンスが求められます。

6日間で、選手たちがコート上で抱えている課題を整理し、練習を通じて修正し、立て直していきたいと思います。

キャプテン井上桃子

今日の試合については、そこまで悪い内容ではなかったと思います。ただ、後半に点差を広げられたのが痛手でした。第2クォーターで追いついて前半を終え、「さあここから」といったところで流れを掴みきれず、試合が難しくなってしまいました。相手のスリーポイントが当たり始め、連続で決まってしまった場面もありました。こういう時こそ、1本で流れを止め、ボールマンへのプレッシャーをもっと強める必要があると感じました。

次の三菱戦に向けて、チームの雰囲気を立て直したいと思います。三菱も強いチームで、今日も勝っているため、全員でしっかり準備し、試合に臨もうと話しました。リーグ戦はまだ始まったばかりです。昨日と今日の敗戦をしっかり切り替え、次の試合に向けて今から準備を進めていきます。

土田 帆乃香

追いついても流れを維持できず、逆に相手の勢いを止められなかったことが悔しいです。もちろん、得点できない時間があるのは仕方ありませんが、そういった場面でどれだけディフェンスで粘れるかが重要だと思います。しかし、今日はそのディフェンスでも踏ん張れず、東京羽田の千葉選手によるスリーポイント攻勢に対応できませんでした。

昨日はピックアンドロールで苦しめられましたが、今日はオフボールスクリーンから崩されてしまいました。まだチームとしての連携が十分に取れていないのが現状だと感じます。

まだシーズンは始まったばかりなので、気持ちを切り替えて前に進みます。

アンモールプリート コール

追いかける力はあるのに、その後の判断やプレーがうまくつながっていません。ディフェンスで良いプレーをしても、次のオフェンスでミスをしてしまい、再び相手に得点を許す。そうした悪い流れが試合全体を支配していました。昨日も今日も、ビハインドを追いかけて同点に持ち込む力は見せられたものの、それを勝ち切るまでつなげられなかったことが悔しいです。

この2試合を通じて感じたのは、個人に頼りすぎてチームとしてのまとまりが足りないということです。バスケットボールはあくまでチームスポーツなので、繰り返しコミュニケーションを取り、競っている時間帯でどのように攻め、どこが相手にとって嫌なのかを見極めてプレーしなければ、勝てる試合も落としてしまうと痛感しています。

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