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寒さを吹き飛ばす熱い闘い!クィーンビーズ、アウェー新潟での2連戦に挑む

11月2日、3日に行われたアランマーレ秋田戦。2日のゲーム1では、残り4分43秒で逆転し、74-72で勝利を掴んだ。しかし、3日のゲーム2では、第1クォーターで14点差をつけられた苦しい展開を強いられながらも、第4クォーターで追いつき、オーバータイムへ突入するも、76-83で惜しくも連勝を逃し、クィーンビーズにとって体力と気力を試された2日間となった。

そして今日からは、新潟県阿賀野市水原総合体育館で新潟とのアウェー2連戦が待ち受けている。ここまでの成績はクィーンビーズが3勝5敗で4位、新潟は5勝3敗で3位と、今回の対戦は順位争いの行方にも影響する試合だ。何としても新潟戦で連勝し、5勝5敗のイーブンに戻して次節から始まる対戦2巡目、東京羽田戦へ弾みをつけたいところだ。

一方、新潟は現在、首位の東京羽田や2位の三菱電機に土をつけ、波に乗る勢いがあるチームだ。アウェーでの連戦を控える中、石川幸子ヘッドコーチとキャプテン井上桃子は、アランマーレ秋田との第2戦で見えた課題をふまえ、勝利への具体的なポイントを再確認している。石川ヘッドコーチは、新潟戦に向けて「新潟はしつこいチーム。しかし、そこはうちも負けない。1本やられたぐらいでへこたれてはいられない」と、強い意気込みを語る。さらに、ヘッドコーチとキャプテンは共に秋田戦での教訓を活かし、「ディフェンス、リバウンド、ルーズボールで40分間、球際で負けない集中力」を保つことが、次のオフェンスに繋がると捉えている。特にアランマーレ秋田戦で苦戦したリバウンドは重要な課題として捉え、相手に主導権を握らせないためにボール支配率を向上させる必要がある。

両チームの根底にある共通点は「球際への執着心と、諦めないプレー」ではないだろうか。この部分で引けを取っては勝利は見えてこない。チーム全員が一丸となり、最後まで諦めずに勝利に向かって二日間を走り切りたい。

立冬を迎え、各地で木枯らし1号が吹き、いよいよ冬本番を感じさせるこの週末。ファン・ブースターと共に、冬の寒さを吹き飛ばすような熱い二日間になることは間違いない。目指すフューチャー昇格へ向けて!

ヘッドコーチ・キャプテンの談話

石川幸子ヘッドコーチ

新潟は昨年よりもセンター陣がしっかりしており、新人選手も含め、全員が攻めの姿勢を崩さないアグレッシブなチームです。得点もどこからでも狙えるため、昨年とは異なる強さを感じています。

新潟は最後まで諦めず、しつこく粘り強いプレーを見せるチームです。私たちも同様に粘り強さで上回り、1本やられたぐらいではへこんではいられません。自分たちも、オフェンスもディフェンスも積極的に攻めることが重要です。新潟との2連戦は1巡目最後の重要な試合であり、順位にも大きく影響します。まずは勝敗よりも目の前のプレーに集中することで、結果に繋げていきたいと思います。

アランマーレ秋田戦を振り返ると、序盤の動き出しの遅さが試合に影響しました。試合の最初からチーム全体でしっかりと集中し、最低限のレベルを引き上げて戦う必要があります。誰かが動けない時には他の選手がフォローし、チーム全体で戦います。

井上桃子

新潟は今、非常に波に乗っているチームだと感じています。三菱電機や東京羽田といった上位チームに勝利していることもあり、勢いがあります。ただ、勢いだけでなく、リバウンドやルーズボールに対して体を張って、泥臭く追いかけてくるチームです。だからこそ勝ち星を手にしているのではないかと思います。

体格的には私たちの方が少し有利だと感じています。しかし、昨シーズンも2日目の試合でオフェンスリバウンドを多く取られて苦しめられた経験があるので、そこが勝負の鍵になると思います。

この前の秋田戦の2戦目では、惜しい負け方をしましたが、特に球際の部分での粘り強さやディフェンス、リバウンド、ルーズボールの重要性を痛感しました。私たちにはまだ足りない部分なので、これらの要素を40分間徹底して新潟を上回れれば、自分たちのペースで試合を進められると感じています。

新潟との2連戦で2勝できれば、順位も大きく変わりますし、次の試合に向けた自信にもなるでしょう。連戦で疲労も溜まっていますが、チーム全体で一丸となってこの壁を乗り越えたいと思います。

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