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成長を証明する2日間へ!皇后杯2次ラウンドに挑む
- 2024年11月30日
- admin
連勝で、明るさと結束力を取り戻し、皇后杯へ向けた練習にも熱が入る
今日から2日間、清原体育館 (栃木会場)・大浜だいしんアリーナ(大阪会場)・愛媛県総合運動公園体育館の3会場で開催される「第91回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会」2次ラウンド。クィーンビーズは大阪会場の大浜だいしんアリーナでベスト8以上に参加権が与えられるファイナルラウンド進出をかけて試合に挑む。
初戦の相手は、サマーキャンプで対戦した滋賀銀行。そして、勝ち進むと翌日には、サマーキャンプやユナイテッドカップで顔を合わせたトヨタ紡織との対戦が濃厚だ。
皇后杯はカテゴリーを超えたチーム同士が一発勝負で競う大会であり、予想を覆す結果が生まれることも珍しくない。
実際、クィーンビーズも2021年と2022年の大会では、2次ラウンドの初戦で敗退を喫している。
しかし一方で、上位リーグであるプレミア所属チームと対戦できる数少ない貴重な機会でもある。
新潟やアランマーレ秋田との接戦を勝ち切り、チームとして確実に成長を遂げているクィーンビーズ。今回の2次ラウンドは、その成長度合いを測るうえで目が離せない2日間となる。
ヘッドコーチ・キャプテンの談話
石川幸子ヘッドコーチ
皇后杯は一発勝負のトーナメントで、特別な緊張感があります。このような大会は選手たちにとって成長の場と考えています。
リーグ戦では、新潟やアランマーレ秋田との接戦を制し、連勝しました。この2勝は、選手たちに大きな自信をもたらしただけでなく、チーム本来の良さを引き出すきっかけにもなりました。ゲームを楽しむ明るさが戻り、ベンチも含めて一体感のある雰囲気でプレーできるようになってきています。この明るさは、このチーム特有の良いところです。
ただ、悔しい思いをしている選手もいます。そういう選手たちが「今度は自分が」という強い気持ちを持ってくれることで、チーム力はさらに向上すると思います。気持ちの強い選手が増えてくることで、厳しい試合も乗り越えられるチームになれると信じています。
皇后杯では、日頃のリーグ戦で積み上げてきたチームの力を存分に発揮し、さらに一段階成長できる機会にしたいと思います。目の前の一戦一戦を大切にして戦います。
キャプテン井上桃子
皇后杯は、普段リーグ戦では対戦できないチームと戦える貴重な機会です。初戦の滋賀銀行はサマーキャンプで対戦しましたが、粘り強いチームで、終盤に追い上げられて苦戦しました。スリーポイントやリバウンドで相手に流れを渡さないよう、最初から集中して試合に入りたいです。
また、勝ち上がると2戦目で対戦が予想されるトヨタ紡織は、ユナイテッドカップで力の差を痛感した相手です。その要因となったセンターの選手やガード陣の得点力を抑えるため、全員でアグレッシブなディフェンスを仕掛け、試合の主導権を握りたいと思います。
いずれの試合も簡単ではありませんが、挑戦を楽しみながら、これまで培ってきたチームの力を存分に発揮したいです。