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JX-ENEOS第2戦(2019.10.20)
- 2019年10月21日
- admin
昨日の試合、リバウンド・ルーズボールへの拘り、オフェンス・ディフェンス共に攻める姿勢を失わずにJX-ENEOSに対峙すると言う、試合前に設定した決め事を40分間徹底することが出来ず43点差で敗退したクィーンビーズ。今日の第二戦は強い気持ちを持ち、その決め事を徹底しようとするクィーンビーズ以上に、昨日の1Qで2点差しかつけれなかったJX-ENEOSが激しく向かって来た。その流れを止めることが出来ず1Q終了時点で10-29と19点と差を開かれてしまった。
2Qに入り、ディフェンスをゾーンに切り替えるとJX-ENEOSの流れを止めることに成功し残り5分で24対36の12点様で詰め寄ったが,ここでJX-ENEOSは大黒柱の渡嘉敷来夢と開幕間際に現役復帰を表明した吉田亜沙美をコートに投入。吉田がコートに立つとテンポが上がり、それまでJX-ENEOSが攻めあぐねていたゾーンディフェンスのイン・アウトとパスを通し、止まった得点が動き出し、2Q終了時点では26対41と25点差で前半を終了。
後半に入ると伊與田HCが再三「ラインを下げてはだめだ」とベンチから大きな声で指示を送る。この意味を後伊與田HCは「昨日のビデオを見ると、ボールマンに当たる距離がJXーENEOSと同じだった。それだと高さのあるチームに有利になるのでゴールに距離のあるところから当たることが必要で、そうすればポストへの距離が出来て周りがカバーが出来る時間が作れる」と語った。 ラインを上げることは、ディフェンスでのポジション取りだけにとどあらず、選手の気持ちにも影響し、前に出る攻める気持ちがプレイに現れ出しディフェンスのみならず、オフェンスでの積極的なプレイに繋がり、4QはJX-ENEOSの16得点に対して20点を挙げ、98点のJX-ENEOSには及ばないものの、トータル70点で試合終了となった。
ここから上位チームに食い下がるのに必要なことは「オフェンスとディフェンスで手を抜かない、楽をしない。そしてもっと走る。これは戦術・戦略ではなく基本的なスキル、体力を高めれば目標に近づける」と試合後伊與田HC。
二日間、JX-ENEOSの日本代表クラスの選手がコートに立つと、圧倒される時間帯もあったが、それ以外の時間ではクィーンビーズの持ち味を出せば通用する部分も十分に見れた今日の試合。
この2試合を糧に、次週のアイシンAWに挑んでほしい。
今日の入場者570名、その大多数がクィーンビーズを後押しする中、クィーンビーズはボールも人もよく動き、星田・横井・水野らが得点を重ねJX-ENEOSに対して2点ビハインドの19点で
BOXスコア・試合の動画はこちらからご覧ください。
明日10月21日8:00〜9:00 「FMふじやま( http://fujiyama776.jp/ )」で放送のGoodMoriningふじやまでパーソナリティの渡辺博子さんが19日の観戦レポートに番組内で触れてくれる予定です。
番組はインターネットのサーマル放送でもリアルタイム放送のみですが聞くことが出来ます
URLはこちらです https://www.jcbasimul.com/radio/754/
ヘッドコーチ、選手の談話
伊與田HC
2日間応援ありがとうございました。
昨日、手の内は全て出してしまったが70点取れたのは大きかった。
JX-ENEOSがメンバー下げれない展開に持ち込むことはできたが、正直スピード、高さ、シュート力が違うJX-ENEOSのスタートのメンバーが出ると考えていることが出来なかったが、控えの選手が出ると結構やれた部分もあった。
試合を通して成長している選手もいる。3Q、4Qはその辺りが顕著に見えた。
キャプテン岡萌乃
出だし良い感じで入れたが2Qからオフェンスが噛み合わなくなり、そこからディフェンスも噛み合わなくなった。後半はそこを修正したら点が取れる様になり、ディフェンスもアグレッシブに行けて次につながるゲームが出来たと思う。JXはコーナーが空く様なオフェンスのシステムが出来ていて、リバウンドから走られて、ディフェンスが揃わないうちに、このパターンでインアウトとボールを振られコーナーからのスリーポイントやられた回数が多かった。4Qはディフェンスがアグレッシブに終始攻めれたので、そこから速い展開に持って行けた。ディフェンスをアグレッシブに行くことで、相手にちょっとしたハンドリングミスが出たりもするので、ストレスをかけ続けつことが必要。アイシンAWも身長があるチームなので今回の教訓を生かしたい。
チーム最多12得点の横井美沙
ところどころで良い戦いはでいたが、途中でディフェンスが崩れ、そこから追い上げられなかった。
HCから試合中に出るディフェンスの変更の指示に全員が対応できる様にしていきたい。相手の主力が出ている時間帯で今日の後半の様な戦いが出来る様にならないといけない。
瀬山楓
名だたる選手がいる中で緊張もあったが、同じリーグの選手だし戦えると改めて思った。今日は得点も伸びたが、私の仕事はリバウンド、ルーズボールなどスコアに残らないところが仕事なので、そこは怠らず継続して行きたい。