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2023.2.25 VS 姫路 第1戦
- 2023年02月25日
- admin
山梨QB 81– 73 姫路
ボックススコア・見逃し配信は、こちらでご覧ください。
本日の入場者数450名
総力戦は明日も続く
コンディションの影響で、コートに立てない選手が多く、まさにスクランブル状態のクィーンビーズ
今日のスタートは池田 沙紀・濱西 七海・中山 彩奈・岡 萌乃・渡邊 愛加の5人。
試合開始直後はシュートが安定しないクィーンビーズだったが金子寛治ヘッドコーチが、ここまで課題として来たオフェンスリバウンドで健闘し、セカンドチャンスをモノにする。加えて中山のポストプレーなどで得点を重ねたクィーンビーズが21-14とリードして1ピリを終了。
2ピリに入り岡の連続スリー、ディフェンスリバウンドからの池田・濱西の速攻も冴え点差を開くと残り3分17秒、35-20とクィーンビーズ15点リードの場面で姫路がタイムアウト。
タイムアウト明け、姫路がディフェンスをゾーンに変更すると攻めあぐねるクィーンビーズに対し、パスカット・リバウンドから攻撃のテンポが上がった姫路に点差を詰められ40-31の9点差に追い上げられて前半を終了。
後半3ピリもゾーンに苦しむクィーンビーズに対し
「白崎さんは止めたかったが、想像以上にやられた。
姫路イコール白崎さん。そこをどう抑えるかは勝敗に大きく影響する」と試合中に対峙した濱西七海が語った、得点ランキングでトップを走る白崎みなみがギアを上げると勢いづく姫路。一旦は6点様で迫られるが、姫路のファウルトラブルで得たフリースローもあり、61-49と12点差で3ピリを終了。
4ピリ、姫路に詰められるが残り3分、この試合モバサポ賞を受賞した石田 悠月が要所での2本のドライブで加点。
前半でのリードを守り切ったクィーンビーズが対姫の大事な連戦を白星で飾った。
厳し陣容の中、試合前の選手に極度の緊張感は見られず、むしろリラックスしているようにも見えた。
試合後、その事を岡に尋ねると「力んでもしょうがない。やるべきことをやるのみ。メンバーがいないからこそ、皆んな『やってやろう』という意識が出て、緊張感よりも良い方に作用したのかも知れない」と答えが返って来た。
スタートの5人がコート離れても、変わって出場した選手がゲームを繋ぐ。
これは、リーグ戦が中断していた1ヶ月間、アーリーエントリーの4人も含め若い選手が多い中で、チーム、そして個々にやるべきことを見つめ直し取り組んできたことがチーム力の底上げとなり、危機的状況にあるチーム状況の中でも勝利を掴む要因となった。
試合前、姫路戦について話を聞いた金子寛治ヘッドコーチは「バスケットの内容はこの1ヶ月で理解度が増し、熟成している感じは持っている。これが試合でどれくらい表現できるか。積み重ねてきたことが花開くかどうかは試合をやってないと分からな」と話していた。
今日は花開いたクィーンビーズだが、今日の勝ち星は1/8に過ぎない。
プレーオフ進出に望みを繋ぐために、まずは明日のゲーム2。
姫路を勢いづけると危険なことは、今日の後半を見ての通り。
伊與田ヘッドコーチは今日の試合をどう分析し、どう対策してくるのか。その姫路に、コート内でどう対応するか。
総力戦は明日も続く。
ヘッドコーチ・選手の談話
金子寛治ヘッドコーチ
土田のコンディション不良があり、池田を如何に休ませながら試合を進めるかが課題だったが濱西はじめ周りが良くカバーしてくれた。
勝因は、オフェンスリバウンドと相手のリバウンド・スリーポイントなどプレーの成功するパーセントを下げたこと。 休止期間の1ヶ月での成長を感じた試合だった。
うちは勝利を重ねるしかないので、苦しい陣容だがコンディションを整え、明日に向けて準備し最善を尽くす。
キャプテン岡 萌乃
今季地元での初勝利
昨シーズン山梨市ではクリスマスに2連勝
良いイメージを持って、ここへ来れたのが大きかった。
今日の試合、金子ヘッドコーチも拘ってきたオフェンスリバウンドでの健闘は今日の勝因の一つ。
開始早々、硬さからシュートが入らない場面でオフェンスリバウンドで繋いでセカンドシュートで得点できたたが、あそこでリバウンドを取られて走られたら、どんな展開になったか分からなかった。
前半の貯金があったから最終的に勝てたゲーム
1、2ピリのリードは大きかった。
試合に全員で臨めない試合が続いているのが、そんな中で控えの選手が繋いでくれて、それぞれに良い部分が出てきたことは大きなプラス材料。
戦列を離れている選手が戻ってきた時に、底上げしてきた全員で戦える基盤が出来てきたと実感した試合だった。
プレーオフ進出に向けては崖っぷちだけれど、誰が出ても金子ヘッドコーチのバスケットが出来つつあることは実感している
力んでもしょうがない
やるべきことをやるのみ。
チーム最多16得点 中山彩奈
メンバー揃わず、核になる選手がいない中で不安はあった。
そんな中で、今日の試合は「やるべきことを皆んなで徹底しよう・と話してに挑んだ。
今日は、ポストを起点としての組み立ての中で、自分としては前半はやるべきことはできたが、後半はゾーンに対してスリーを狙ったが、うまくいかず、失速してしまい相手を勢い付けてしまった。
そこは反省点。
アグレッシブなプレーでチームを牽引した濱西七海
ホームゲーム初勝利
良い試合を見てもらうことが出来てホッとしている。
チームが苦しい時に頑張れる選手になりたい。
そういう選手が居る居ないもチーム力だと思ってるので、そこは自分に驕らずやり続けたい。
明日は、今日の悪かった場面を如何に減らせるか。全員で泥臭いところを頑張って、良い流れをチームに持って来たい。
終盤、果敢なドライブでチームを勢いづけた 石田 悠月
接戦の中でも、コートの中冷静だった。焦らず、全員で試合を進めることが出来た。
自分にとって、この1ヶ月間は「オフボールの動き・走ること・シュートを積極的に打つこと」と試合の中で自分のやるべきことを見つ目直す期間だったと思う。
さらに頑張りたいところは、チームの課題でもあるオフェンスリバウンド。ここは、もっと積極的に行きたい。
明日は、姫路の対策に冷静対処し相手の修正力を上回りたい。