山梨クィーンビーズ

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2023.2.26 VS 姫路 第2戦

山梨QB 69– 72 姫路
ボックススコア・見逃し配信は、こちらでご覧ください

本日の入場者数450名



今季の集大成、そして未来に向けて 戦いは続く

今季まだ超えることが出来ていない連勝の壁
壁の頂上に手をかけ、乗り越える寸前まで姫路を追い詰めたクィーンビーズだが思いは届かず、ゲーム2は3点差での惜敗で幕を閉じた。

試合開始から得点経過は一進一退 昨日に続き、好調な中山彩奈が牽引し先行したクィーンビーズだが中盤で逆転を許す。清水咲来のスリーポイントブザービーターで逆転し21-20で1ピリを終了するが、昨年まで一緒に戦っていたからこそ分かる「伊與田さんの2日目の修正力は要注意」と選手が前日から警戒していた通り、姫路のディフェンスの変化に足が止まって対応できず、攻めあぐねるクィーンビーズのタフショット・パスミスから、走る姫路の絶対的エース白崎みなみに前半の失点の約半分にあたる19得点を許し、42-30と12点ビハインドで前半を終了。

ゲーム1とは、全く逆の展開となったクィーンビズは、3ピリに入っても3分以上シュートが決まらずシュートミスを起点に走る姫路が、この日最大17点をリードしたところで、金子寛治ヘッドコーチがタイムを要求。 タイムアウト明けから渡邊愛加が連続得点、プレスに切り替えたディフェンスも機能し得点差を2ピリ終了時点の12点差に戻して、最終第4ピリオドへ。

残り10分での逆転に賭けるクィーンビズは「4ピリの追い上げは、皆んなの勝ちたいという気持ちが、あのプレスに現れた。皆んなでひとつのボールを追いかけ、チームがひとつになった10分間だった」と試合後の渡邊愛加が若手を讃えながら話したように、今季取り組んできたきたプレスディフェンスで息を吹き替えし、姫路に迫るが抜き返すことは出来ず、惜しくも3点差で、この先を占う上で重要な対姫路ゲーム2を落とすこととなった。

昨日は9人、今日は10人で戦ったクィーンビーズ
試合後の談話でヘッドコーチ、選手共に昨日の疲労による運動量の低下を機能しなかったオフェンスの原因に挙げた。また、疲労を考慮して生命線とも言えるプレスディフェンスに切り替えるタイミングが遅くれたことも勝敗を左右したかも知れない。

今シーズン、なかなかメンバーが揃わない中で戦って来たクィーンビーズだが、次週の新潟戦からは復帰も見込まれる。 この試合よりも遅く始まった他チーム試合結果により、プレーオフ進出は厳しい状況となってしまった。
試合後、岡萌乃は「ここからは6連勝を目指す。それを実現することが来シーズンに繋がると思う」と悔しさを滲ませながら、ここから先の戦いを見据えていた。

今季の集大成、そして未来に向けて クィーンビーズの戦いは続く。

ヘッドコーチ・選手の談話

金子寛治ヘッドコーチ

会場、そしてネット配信で二日間の応援ありがとうございました。

皆頑張っていたが、あと一歩及ばなかった。
今日は体力の面不安があったが、それが前半で出たしまった。 相手のスイッチディフェンスへの対応が取れなくて後手を踏んだ。最後はサイズを下げて動きがあるメンバーで追い上げを計ったが及ばなかった。
来週は戻ってくる選手もいるので、しっかり準備して新潟戦に臨みたい。

キャプテン岡 萌乃

相手のスイッチディフェンスに対応出来ず出だしから重い展開だった。
もう少し広く、動き回ればチャンスは生まれたかも知れないが皆 足が止まっていていまく行かなかった。 後半の頑張りは今シーズンの武器であるプレスからで、 それがあるから分負けていても、まだ行けると感じながら試合を進められるのは大きな武器だと思う。
それをやることによって、簡単なシュートが打て、それが入ると皆、乗ってくる。
全員で良い感じに繋いでくれていたのでベンチで見てても頼もしかったが、自分もそこにいてチームを救いたかった。

ここからは、6連勝を目指す
それを実現することが来シーズンに繋がると思う。

渡邊愛加

勝ちたかったが前半もたついたの事が響いた試合だった。
動きで上回れれば、自分たちのリズムに持って来れたと思うが、プレッシャーに負け速攻でやられた。 後半は自分たちがフルコートで仕掛けたが、プレスをかける時、前の3人の当たり凄くて、それに背中を押された。早い展開で流れを掴めたあれが本来のうちのバスケ。
ここから先は、プレーオフの可能性があろうがなかろうが、今までやって来たことを全て出す。
けがの選手も戻ってくるので、気を引き締めて残り6試合全勝したい。

池田沙紀

出られない選手がいる中で二日ともスタートで出場、プレーオフの為には勝つことが条件だったので悔しい。
今日は疲れから足が止まっていたが、最後のディフェンスからの追い上げは自分たちの強みだということがわかった。
クィーンビーズは全員で戦うバスケ。
次戦は、自分の強みを少しでも、いや100%出して勝利に貢献したい。

終盤、果敢なドライブでチームを勢いづけた 石田 悠月

接戦の中でも、コートの中冷静だった。焦らず、全員で試合を進めることが出来た。
自分にとって、この1ヶ月間は「オフボールの動き・走ること・シュートを積極的に打つこと」と試合の中で自分のやるべきことを見つ目直す期間だったと思う。
さらに頑張りたいところは、チームの課題でもあるオフェンスリバウンド。ここは、もっと積極的に行きたい。
明日は、姫路の対策に冷静対処し相手の修正力を上回りたい。


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