山梨クィーンビーズ

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次こそ勝利を!アリーナを黄色に染めて共に戦いましょう

山梨クィーンビーズ  66-79 三菱電機 (ゲーム2)
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今日は前日の試合で好調だった中山彩奈をスターティング5に起用して試合に臨んだクィーンビーズ。
序盤から両チームとも得点が伸び悩み、試合は重い展開で始まった。開始から5分が経過しても得点は動かず、三菱電機のディフェンスが強固にクィーンビーズを押し返し、攻撃のリズムを奪っていく。人とボールの動きが止まることで、苦しい体勢から放たれるシュートの成功率は低く、その外れたボールが三菱電機の速攻に繋がり、クィーンビーズは失点を重ねた。
第1クォーターは9-16、7点差をつけられて終了。

第2クォーターでは、途中出場した三好青花や出原菜月の得点で試合を繋ぐ。
しかし、得点差を大きく縮めることはできず、22-31と9点差で前半を終えた。
クィーンビーズは流れを掴みたいところであったが、オフェンスのリズムが最後まで噛み合わず、シュートミスが続く。

第3クォーターに入ると、三菱電機が再び勢いを増し、リバウンドやブレイクから得点を重ね、残り6分11秒の時点で29-46と最大17点差をつけられた。ここで、石川幸子ヘッドコーチがタイムアウトを要求して、仕切り直しを図る。

タイムアウト明けには、交代出場した濱西七海、出原菜月、中澤梨南が奮闘。リバウンドやスティールで守備からリズムを作り、攻撃機会を増やしていく。クィーンビーズは徐々に点差を詰め、この第3クォーターは25-25と互角の戦いを見せ、9点差の47-56で最終クォーターへ突入。
ベンチも含め、チーム全体に勢いが感じられた。

第4クォーター、渡邊愛加、中山、中澤の連続スリーポイントが決まり、残り2分34秒には66-71と5点差まで詰め寄り、ついに三菱電機を射程圏内に捉える。
しかし、勝負所で攻め切れず、再び相手に得点を許してしまう。
最後は66-79で試合終了。11点差での敗北となり、クィーンビーズは悔しい4連敗を喫した。

この試合、クィーンビーズはリバウンドやディフェンスでの粘り強い試合運びや、コートに立つ選手個々の奮闘が随所に光った。
しかし、試合を通して得点力に課題を残し、特に前半でリードを許してしまう展開が響いた。
次戦の姫路戦では、攻守両面でのさらなる成長が期待される。

東京羽田戦の連敗から、攻守にわたって立ち直りの兆しが見え始めたクィーンビーズだが、40分間を通して自分たちのバスケットを完全に展開するには至らなかった。
強豪相手に善戦することでは満足していない。彼女たちが目指しているのは、善戦と捉えられる評価ではなく、勝利そのものだからだ。
10月26日から始まる姫路戦に向け、クィーンビーズの戦いはすでに始まっている。

次節は山梨市でのホームゲームだ。ファン・ブースターの皆さん、一緒に勝利を掴むため、共に戦いましょう! 黄色に染まったアリーナで、クィーンビーズとともに勝利を呼び込みましょう!

ヘッドコーチ・選手の談話

石川幸子ヘッドコーチ

今日の試合は序盤から相手のプレッシャーに押され、自分たちのリズムをなかなか作れませんでした。特に、相手のディフェンスに負けてしまい、得点を伸ばせなかったことが大きな敗因だと思います。後半に入っても、アウトサイドからの得点を許してしまい、守備の徹底ができなかった部分が課題です。

それでも、第3ピリオドを同点で終えられたように、良い流れの時間帯もありました。
特に中澤選手のアタックする姿勢は、チーム全体にポジティブな影響を与えたと思います。

開幕4戦でまだ勝利がない状況ですが、三菱戦では自分たちがやろうとしていることを表現できた部分もあり、成長の兆しは見えています。今後、相手にプレッシャーをかけられた際に落ち着いてプレーすること、タフなディフェンスを40分間継続することを課題に取り組んでいきたいです。

次のホームでの姫路戦は非常に重要です。勝利を第1優先に、タフなディフェンスからリズムを作り、自分たちのペースで戦えるように準備していきます。

キャプテン井上桃子

試合の序盤から第2ピリオドにかけて、オフェンスが重く、自分たちの目標としていた得点に全然届かない展開が続いてしまいました。味方同士の動きも噛み合わず、良いシュートチャンスを作れなかったことが反省点です。それでも、相手の得点を抑えられた場面もあり、オフェンスがもう少し組み立てられていれば、自分たちのペースに持っていけたと思います。

特に、中澤選手のシュートが積極的に決まっていたことはチームにとって大きな成長であり、彼女の活躍が他の選手たちにも良い影響を与えました。彼女の頑張りを見て、次は私たち先輩たちがもっと頑張らないといけないと感じています。

試合中、相手のフィジカルのプレッシャーに苦しむ場面が多く、練習ではうまくいっていたセットプレーも機能せず、ボールが止まってしまうシーンが続きました。ディフェンスから速い展開に持ち込めれば、もっと良い流れを作れたのではないかと思います。

悔しい結果が続いていますが、リーグ戦は長いので、チーム全員で戦い抜き、勝利を掴んでいきたいです。次の試合では、必ず勝利を収められるよう、ファンの皆様にも応援をお願いしたいです。

池田 沙紀

今日の試合は、序盤から得点が伸びず、相手に連続で得点を許す時間帯がありました。そこで点差が開いてしまい、最後まで追いつけなかったのが結果に繋がったと思います。やはり40分間通してバスケットをやり続ける力が足りなかったのかなと思います。

第4ピリオドでは、一時5点差まで詰めることができましたが、そこから得点が伸びず、最終的に追いつけなかったことは悔しいです。相手のディフェンスに対してもう1つギアを上げて、全員で攻める力が必要だったと思います。

初戦の東京羽田戦の悔しさから、1週間しっかりと準備してきました。三菱電機は強い相手でしたが、挑戦者としての気持ちを持って戦えた部分は良かったです。どんな相手にも自分たちからもっと仕掛けていく必要があると感じました。

来週のホームゲームに向けて、まだ勝利を挙げられていない状況ですが、ファンの方々の応援に応えられるよう、ガードとしてチームをしっかりコントロールし、結果を出せるように1週間準備をしていきたいと思います。

中山 彩奈

今日は今季初のスターティング5として出場させてもらいましたが、前半は自分のプレーに焦りが出てしまい、勢いをつけることができませんでした。リング下でのプレーもミスが続き、3ポイントも決められず、反省点が多くあります。

チーム全体としては、やはり決定力が課題だと思います。前半にシュートが決まらず点差を広げられると、後半に追いついても、その積み重ねが響いてきます。4ピリオド通して、コンスタントに得点を重ねていくことが必要だと強く感じました。

久しぶりにスタートで出たことについてですが、スタートとベンチから出る時では役割が違います。セカンドで出る時は流れを変えることが求められますが、スタートでは最初からチームに流れを作らなければならないので、その点で今日はうまく答えられなかったことが課題です。

次週もホームゲーム。今シーズンまだ勝利がないので、絶対に勝ち切って、1勝目をホームゲームでファン・ブースターの皆さんと一緒に掴みたいです。来週に向けてチーム全員でしっかり準備して臨みたいと思います。

中澤 梨南

今日の試合では、昨日の反省を活かして、守備の改善はできたと思いますが、試合が進むにつれて疲れや焦りが出た時に、再び同じ課題が表れてしまいました。特に、相手にビッグマンに入れられたり、外にパスを出されて3ポイントを決められる場面がありました。良い時間帯は増えましたが、後半に弱さが出てしまったので、次の試合ではさらに改善を続けたいです。

個人的には、相手が自分より大きい選手ばかりだったので、リバウンドでは絶対に負けないと強く意識して戦いました。そこはチームに貢献できたのではないかと思います。ゾーンディフェンスの時に、下から声を出してボールの動きをよく見られたことも、リバウンドでボールを奪えた要因だったと思います。

前半はオフェンスが消極的になってしまいましたが、切り替えて後半は積極的にシュートを狙えました。

今回、初めてのホームゲームを経験しましたが、ファンの皆様の応援が本当にすごくて、非常に心強かったです。来週もホームゲームが続くので、次こそは2連勝を目指して、ファンの皆様に応援して良かったと思ってもらえるように頑張ります。

今日は、女性スポーツを応援しようDay
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12時キックオフの試合が終わったばかりでFCふじざくら山梨の選手が、会場での応援に駆けつけてくれました。

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